2008年6月10日
なんで2回だけ書いて半年以上も放置してたBlogをいきなり連日更新していたか。
それは!
ただ単に作業記録代わりに書いているから、作業しないと書く事が無いから(爆)
まずは前回作業後の状態。
全てがテカってます。ん~、美しい…
実はこの写真を撮る前に所用で20kmほど走ってきたのですが、右のタコメーターのところにハエトリグモが侵入していた事に走り出してから気付いたのでした。
隅の方で大人しくしていてくれたならそう気にもならなかったでしょうが、メーターの針周りををウロチョロするんでもう目障りな事この上無し!
帰宅して速攻で分解し排除。糸吐いたり排泄物をまき散らしたりするような種類じゃなくて良かった…
で、折角また作業モードに入ったので、ついでに前日に届いていたニューパーツを取り付ける事に。
本当はこの日梅雨入り宣言が出て、夜からは雨って予報だったので弄るつもりは無かったのですが…ま、逆に言えば降り出す前の最後のタイミングにやる気を出させてくれたという意味ではクモにも感謝?
今回ご紹介する商品はこちら!
VITAS マスターメットロック(MMロック)
こちらは左右どちらかのマスターシリンダーのクランプホルダーと差し替えて取り付ける事で、ミラーに掛けた状態のヘルメットをそのままロックできてしまうというスグレモノ。
オフィシャルサイトが見つかればリンクを張ろうかと思っていたけど、どうにも見つからないのでグーグル先生にお願いしておく。
2つ前の6月3日分の記事でも言及しているとおり、SC40標準のメットロックは使いづらいためKITACOのメットロックを付けていたわけですが、
構造上の問題 (仕様) で
1. 鍵が決まった向きでないと差し込めない&上手く刺さらない
こういうのってどこのメーカーでもなーんか作り込みがイマイチなのばっかりで動きがあまり良くないんですよね (競争が起きないから?) 。特にメットを取り付けている状態だと、メットが邪魔でなかなか角度が確保できず、まっすぐ差し込まないとすぐにキーが引っ掛かってしまうのです。また、暗いときなど方向を間違えてしまって入らない事があるのですが、それが方向が違うのか角度が悪いのか分からなくてとっても面倒。
2. 解錠=留め具も動く ではない
メットをロックする際、
キーを回して解錠→留め具を手で動かしメットのリングを通し、また留め具を戻す(メットが引っ張ってしまう場合は手で押さえておく必要有り)→キーを回して施錠
という手順が必要です。外す場合もまた然り。両手が必要なので面倒です。
3. メンテ時の着脱が(本来)出来ない
固定用ビスが「締め付ける事は出来るけれど外す事は出来ないネジ」なので、外す必要があるとき、面倒。(工夫すれば何とかなるけど)
かといって普通のビスに交換してしまったのではこのロックごと持ち去られてしまうし、固定対象のバーから外した状態ならばあっさりロックも解除できてしまうので意味がありません。
という「面倒」があるため、ちょっと悩んでいたのですが、これなら見た目にも余計な物がくっ付いている感覚が無くてスマートに。
パッケージ内容。
- ロック本体
- 固定用ネジ&ワッシャー
- キーx2
- 取扱説明書
- VITASステッカー
が同梱されています。
解錠状態。
ロックの奥に片方のネジが付くため、一方が外されてもロックごと取られてしまう事はない構造。
そのためネジも普通の六角穴になっています。
流石にロックの内側の空間は狭いので、純正のネジでは六角レンチなどが使えない。そのための付属ネジと思われます。
取付のために外した純正のブレーキマスターシリンダーのクランプホルダー&ネジ。
秤は少しズレが出ているので、内径側の調整後の数値で60g。
(写真では40gに見えますが、正面からだと60gを指してます。)
VITASのマスターメットロック。
100gジャスト。
今まで使っていたKITACOのメットロック。
160g。
つまり、今までの状態から考えると
-160g(KITACOロック ) -60g(クランプホルダー) +100g(VITASロック)
なんと120gもの軽量化が!(爆)
人間の軽量化した方が遙かに簡単だし効率も良いだろというのは言わないお・約・束♪
で、実際に取り付けた感想。
- 鍵穴自体は例に漏れずちとシビアだが、キーはリバーシブルなので今までよりも簡単に刺さります。あとキーが長く、赤男爵の通称バロンロックのキーと同じ長さがあります。
- キーと一緒に留め具部分も回るので、手順が少なくて済みます。また、左右どちらにでも回るのでメットの顎紐尾の具合やそのときの気分(笑)によって自由です。但しその分遊びが多く、ちょっと不安定な感も。
- 汎用なので、今まではクランプホルダーとマスターシリンダーの接合部がぴったりくっ付いていましたが、隙間が空いてしまっているのがちと不安…。
てなところでしょうか。
取付後の状態。
中央がすっきり。今まで黒かった所が銀色になり、目に付くような気もするけれどハンドルバーに溶け込んでるとも思えなくもない?
メットを固定した状態。
ご覧の通り、ここで新たな問題が発生。
メットとミラーの相性?が悪かったのか、普通に掛けた状態ではメットのリングがロックまで届かないため、ミラーをシールド部分に通してやらないと固定が出来ません。
他の人が取り付けた例を紹介しているサイトを見ていてもこんな状態になっているのは見た事が無かったので想定外の事態。
※後から「いちさん (CB1300SF) のノーマルミラーは背が高いためかけにくいとの話…」という記述を発見orz
丸形より角形が好きな事、立ちゴケの痕が付いてしまっている事もありミラーを換えたいなと常々思っていたので、これを機にもっと短いor調整できる物に交換するかな…?
※別のサイトではミラーではなく、スロットルグリップに掛ければ問題なく使えるという記述も。車種が違う (といってもCB750だけど) ので要実験ではあるが、OKな可能性は高いと思われる。